高円寺 Koenji
東京古着の聖地、阿波踊りとライブハウスが鳴り響く中央線カルチャーの核心
どんな街?
高円寺(こうえんじ)は、JR中央・総武線の高円寺駅を中心にした杉並区のサブカルチャータウン。「下北沢と並ぶ東京古着の二大聖地」と呼ばれ、ルック商店街を中心に古着屋が密集するエリアです。
中央線沿線の中でも特に「サイケでカオスで芳ばしい」と形容されることが多く、金はないけど自由と夢はある若者の街——という空気が、昭和期から令和の今も維持されています。ロック喫茶・ライブハウス・インディーレーベル・古本屋など、大量消費と距離を置いた文化が自然に集まる土壌です。
毎年8月に開催される「高円寺阿波踊り」は1950年代に商店街店主たちが始めたもので、今や「東京三大夏祭り」と称される規模に成長。週末だけでなく、この時期だけ10万人超が押し寄せます。
客層
20代前半〜30代が中心。上京してきた若者が多く「金はないが自由はある」という価値観で動く層が街を形成しています。近年は韓国・台湾からの若い旅行者が古着目当てで増加中。「下北沢より少し渋め・安め」の古着が揃うとの評判が東アジア圏に広がっています。
英語対応はお店ごとにまちまちですが、値札は分かりやすく会計は指差しで完結できます。
昭和平成令和
1970年代のフォーク・ロックブームで音楽の街としての個性が確立。平成に古着ブームが重なり「サブカルの聖地」として全国区に。令和に入っても大規模な開発がなく、「変わらないことの価値」を体現している数少ない東京の街のひとつです。
歩きかた
古着屋の多くは12〜13時開店。午前中に行くと閉まっている店が多いため、午後から動くのが正解です。ルック商店街は駅南口から出てすぐ。北口の純情商店街(高円寺銀座商店会)は飲食中心で昼から賑わっています。
月曜休みの店が多いため、月曜訪問は要確認。阿波踊り期間(例年8月末)は周辺道路が歩行者天国になり通常のルートが使えなくなります。
住む目線で見る
家賃相場
1R 8〜11万 / 1LDK 12〜18万 / 2LDK 16〜25万
ランク
標準住みやすさ
補足
総武線各停で新宿9分・吉祥寺11分と中央線カルチャーの真ん中に位置する。家賃は杉並区の中では手頃な水準。商店街・スーパーが充実し生活コストは抑えやすい。週末の古着屋街と純情商店街は若者で賑わうが、住宅街は比較的静か。音楽ライブハウスが多く、深夜まで街が動いている。